ymemo

ハードルをすごく低くして書いていこう

机の上にシルクジャスミン

この記事はDark - Developers at Real Kommunity Advent Calendar 2015の11日目です。

こんにちは、Darkでピザ注文職人[要出典]をやっている@ymatです。

闇に飲まれている筆頭として何か書こうかと思ったんですがそれは16日目にして、今日は心癒される話題(?)です。

ちなみに、エンジニアリングのえの字も出てきません。

亜熱帯オフィス

僕が毎日通っている弊社の6Fフロアは夏も冬も驚くほど暑く、室内の温度は常に25度に迫り、木枯らしが吹くような肌寒い日でも半袖で過ごせるのが特徴です。

働いている身としては眠くなるし、冬は外気温との差が大きすぎて服装の調節が難しく、体調を崩しやすくなるため出来ることなら改善してもらいたいものですが、 この特殊な環境は、とある一つの趣味を発生させます。

そう、観葉植物の育成です。

こちらは僕と同じチームの先輩のデスクの様子です(※特別な許可を得て撮影しています)

f:id:drowse314:20151211134654j:plain:w500

このうちいくつかは光触媒の材質で作られた空気清浄作用をもつ人工物とのことですが、 いかがでしょうか、まさにジャングルです。

一年を通して温暖な気候が保たれる上に日付が変わってもなお何時間にもわたって煌々と人工の光を湛える僕らのオフィス[要出典]は、 あたたかい地域でこそ青々とした葉を伸ばす観葉植物たちにとって、うってつけの環境なのです。

机上シルクジャスミン

そんな訳で、僕もはじめてみました。

f:id:drowse314:20151211135902j:plain:w500

シルクジャスミンという種で、和名をゲッキツ(月橘)といい、名前が醸し出す通りミカン科の植物です。

詳しいバイオロジーが知りたい場合はWikiでも見て頂くとして。

f:id:drowse314:20151211140749j:plain:w500:right

この美しさ。

一年中つやのある鮮やかな緑の葉を輝かせ、幹はなめらかで白けたオーガニックな雰囲気を纏うその姿はまるで生命力の象徴のようでもあり、 また神聖な儀式祭具のようですらあります。


そもそも、名前からして神々しさがあります。

今、俺の机の上にはシルクジャスミンがあるんだ

というだけで、ふだん、開発する機械[要出典]のように働いているわたしたちに、何か忘れかけていた誇りのようなものを思い出させてくれる気がしませんか。

かんなぎ」という作品を読んだことがあるでしょうか。 3巻に、

あの時の きれいなひとが 家にいる
 ―― それだけで いつも うれしかった

(※若干の整形を施してあります)

という一節がありますが、そんな感じです。

苗木ケア

このシルクジャスミンですが、机の上に置く観葉植物としてはかなり変わり種のようです(そもそもミカンですし)。 というのも、いくつか普通の観葉植物にはあまり見られない特徴があります。

かなり水をあげて平気 (乾燥に弱い)

大抵の観葉植物は水やりの過多に弱く、あげる周期は土の表面が乾いてから3,4日後、というのがセオリーです。

しかしこのシルクジャスミン、土の表面が白く水分が飛んだ状態になると途端に目に見えて顔色が悪くなるため、土が乾ききったタイミングで間を空けずに水やりを行うくらいの気概が必要になります。

つやつやの葉も乾燥に弱く、特に空調の風が直接当たるようなロケーションで育成する場合は、定期的に霧吹き等で葉の表面を保湿しておく必要があります。

↓水を滴らせると美しいの図(わかりにくい)

f:id:drowse314:20151211141605j:plain:w300

日照が大事

基本的に日当たりの良い場所でないと花や果実を付けるのは難しいようで、室内はなかなかにハードな条件だったりします。

あと日照って書いた時の日光東照宮感は異常。

うどんこ病に弱い

なんだそれはという話ですが、様々な植物に発生するカビの一種が原因の病気で、 罹患すると白いうどんの粉のようなものが葉に付着し、草木の健康を奪います。

シルクジャスミンは葉が乾燥するとうどんこ病になりやすいようで、やはりこの対策も水分補給が鍵 となります。

カイガラムシがすぐつく

僕の2年前の入社時に元気に葉を広げていた弊社6Fの2本の観葉植物は、今年の春ごろに揃って産業廃棄物として処分される憂き目に遭いました。 その原因となったのがカイガラムシです。

あれらはどこからともなく現れて植物の枝葉に付着し、またたく間に増え、 まるで植木がファーを纏っているかのように毛で真っ白にしてしまうおっかないやつらです(もちろんその後枯死します)。

シルクジャスミンは産地によって出荷禁止になるほどカイガラムシの獲得率が高い[要出典]とのことで、 発生実績のある弊社6Fオフィス(本当どっから入ってきたんだ)では特に注意して除去していきたいところです。

うどんこ病とあわせて、とにかく白いヤツには気をつけろということですね。 /人◕‿‿◕人\

常緑ヒーリング

f:id:drowse314:20151211141126j:plain:w300:right

シルクジャスミンは特に芽吹く力が強く、うちの木も不利な室内で育て始めてまだ1ヶ月足らずですが、 既にみずみずしい若葉を順調に伸ばしつつあります。

いつでも目線をあげれば健気に育つシルクジャスミンのある生活は、想像以上に癒しの力を秘めています。

皆さまも机の上に生命の輝きを導入してみてはいかがでしょうか。

まとめ

  • 暑い
  • シルクジャスミンに癒されるの良い
  • 写真ヘタだしiPad Miniだけだと限界ある(エフェクトでごまかしてすみません)

f:id:drowse314:20151211141320j:plain:w500

あすはDarkのメインイベント、(だいたい)新卒エンジニア向け技術交流会 vol.5です!